アメリカン・ハッスル
映画館にて「アメリカン・ハッスル」鑑賞
☆3.5／5
楽しかったし笑えた。出演者はクリスチャンベイル、ブラッドリークーパー、ジェニファーローレンス、ロバートデニーロなどそうそうたる顔ぶれなのに2,3回目のカットでようやく分かる程の醜め（ハゲ、デブ、パンチパーマ）の役作り！
続き。FBIが逮捕した詐欺師たちを無理矢理おとり捜査に協力させ汚職政治家を一斉検挙する実話に基づく話。クリスチャンベイルの最初のシーン、ハゲ散らかった頭皮に接着剤で部分カツラを黙々とつけるシーンに笑った。ジェニファーローレンスの話の通じない逆ギレキャラも憎たらしくて最高だった。
続き。基本的には面白かったんだけども自分の理解の浅さのせいか途中で話を見失ったりもしてしまった、もう一度確認しなければ。あと、話のキーである人物の市長がなんだか救われない終わり方になっててモヤモヤ感が残ってしまったなぁ。まぁ何にせよ観て良かったと思える作品、音楽もすごく良かった。
《追記》
この映画はコメディなんだかシリアスなんだか掴み所がない、良い意味で裏切られたって感じなんだけども、非常に悲哀に満ちた作品だなぁとも思った。主要な人物は必ず誰かを胸に抱きその人を想った選択・行動をとっている。でもそれが思いがけない方向にズレが生じていく。ラストのラスト、結構どんでん返しな展開なのだけども割りと淡々としていてジーンとくる。
