アクト・オブ・キリング
映画館にて「アクト・オブ・キリング」鑑賞
☆5／5
凄すぎる、最凶傑作でした！吐き気が催す程の！1965以後数年のインドネシアで、100万人の共産主義者が虐殺された事件。その加害者に対して虐殺を再現する映画を作りませんか？と持ちかけてからのドキュメンタリー。 こんな映画は初めてだ
続き。共産党を支持基盤にしていた国民の英雄スカルノ大統領政権の時の1965年9月30日事件をご存知だろうか、国軍のトップ6人が謎の処刑。左翼の6人と共産党が組んで起こしたクーデターだと発表され、軍司令官のスハルトがそれを鎮圧し大統領の座を奪い、共産主義者を非国民とした事が背景に。
続き。登場人物アンワルは千人もの共産主義者を殺していながらカメラの前で「こうやって殺したんだぜww」と楽しそうに話す。アディは戦争犯罪なのでは？という質問に、勝者こそが法律だという。国営放送の司会の女は、青年団と呼ばれる民兵組織に対し、共産主義者を虐殺してくれた英雄です！と言う
続き。でも！笑っていいのか分からないけど笑ってしまう！現実におきた非道さと、真剣なのかふざけてるのか彼らが再現するドラマにギャップがあってコメディともいえる。とにかく最高傑作。この映画も他人事では決して無い！もし自分だったら？インドネシアだけか？他の国では？日本は違うと言えるか？
続き。関東圏では渋谷と千葉でしか上映館が無いのか。渋谷まで観に行ったんだけど観客が多すぎて立ち見客もいた。見慣れない光景にパシャリと。 http://t.co/JTeaqstWp6
「アクト・オブ・キリング」のラストシーンが大衝撃すぎて頭から離れないよー。アンワルは「気づいた」事によってあのシーン以降、地獄の日々が始まるんだろうなぁ。この映画、人類なら観るべき。 http://t.co/fY3OxZqJWN
