WOOD JOB！ 神去なあなあ日常

映画館にて「WOOD JOB！ 神去なあなあ日常」鑑賞

☆8.5／10

いやー笑った。超！面白かった！主人公は染谷将太君演じる平野勇気（チャラめだけど氏名だけで感情移入）が大学受験失敗したまたま手に取った1年間の林業研修プログラムのパンフのイメージモデルに惹かれ軽い気持ちで参加。

続き。終始笑える素晴らしい映画！傘に貯まった雨水に携帯落とすとか、鹿の生首に驚いた拍子に飲んだ水におばあちゃんの入れ歯が入ってたり、弁当忘れた時のヨキ（伊藤英明）の罵倒とか最高だったなぁ。グッときたのは①木や葉の匂いを嗅ぐ②別れ際の挨拶の掛け合い。どちらも後半にジワーっとくる

続き。インパクトのある「男根アクション」シーンは主人公が非モテとかの方が強いカタルシスを生んだかも。本作で林業に携わる人たちは先祖代々受け継がれてきた大木を切り落とし生計を立てていて、今植林して活躍してる人達の価値が出るのは彼らが死んだ後。林業の素晴らしさ辛さもキッチリ描いてる。

《追記》
ネタバレします。
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キャスト陣が大変素晴らしいよね。特に伊藤英明！林業の天才として出てきてワイルドこの上ない。それゆえ林業をナメ腐ってた染谷君演じる平野勇気（a.k.a死んだ目）に対してめちゃ厳しい！もはや恐い！でも仕事以外での女遊びやら別れ際の男泣きシーンは萌えた。ベストシーンはワンカットで家の玄関辺りから軽トラに乗るまでの全力疾走！

他にもマキタスポーツさんの林業してる人にしか見えない感。柄本明の股間くぐり。思わず笑っちゃう虐待スレスレの子供ぶっ叩き。数えあげたらキリないよ。