思い出のマーニー

映画館にて「思い出のマーニー」鑑賞

☆7.5/10

結構良かったよ！主人公アンナは「この世には目に見えない魔法の輪がある、輪には内側と外側があって私は外側の人間」なんて思ってて自分の事が嫌いなコミュ障。ただマーニーとの出逢いをきっかけに成長していく様は心に響くものがあった。

続き。秀逸なのはアンナの絵を描く行為、またはその道具の使い方。アンナは事ある毎にスケッチブックに絵を描くのだけど、それは都会とのカルチャーショック、鉛筆を削る行為は自らの心を削っているように荒々しく不安定、心情の変化（特に絵の「色」の変化には注目してほしい、泣ける）を表している！

続き。アンナは例の「あるお金」について何をそんなに憎々しく思っているのか理解しにくかったな。お金に余裕がなければそりゃ貰うと思うんだけどなぁ。あと過去の名作を彷彿とさせるシーンが多すぎた気が…。「わが青春のマリアンヌ」「風立ちぬ」「時かけ（アニメ版）」「サマーウォーズ」…etc.