泣く男
映画館にて「泣く男」鑑賞
☆8/10
個人的には「アジョシ」でド肝を抜かされたイ・ジョンボム監督作なので観ずにはいられなかったけど、やっぱとんでもねぇ…と思った次第。その最たるものはアクション!後半のマンション内、近距離ナイフかっさばきシーンは流れるようなリズムとテンポ!最高!
続き。殺し屋の主人公ゴンは任務の最中にターゲットの交渉相手の幼い娘を銃殺してしまう。激しく心に傷を負ったゴンの次の任務は韓国にいるある重要なファイルを持った大企業の女取締役だが、その女は殺してしまった娘の母親。痛みと懺悔の気持ちが交錯するゴンは自分の組織を裏切る行動に出てしまう。
続き。悲哀に満ちたゴンの表情、特に目が空洞のように空っぽな感じがして凄くグッときた。ラスト、同じ組織のライバルとの決着が良かった、もっと見たかったなぁ。娘の死、警察の無能さ、監視カメラのちょっとバレそうなデカさと場所とか清掃員のおばちゃんとかもうちょっとどうにかできなかったかなぁ