6才のボクが、大人になるまで。
映画館にて「6才のボクが、大人になるまで。」鑑賞
☆10/10
【映画史に残る奇跡の作品!!】
大傑作です!何が凄いって1人の少年の6才から18才までの時間、また彼の家族の変化という12年の歳月を、実際に12年間撮り続けて1本の作品にしたわけなんです。見終わった後は静かな恍惚感。
続き。物語は淡々と進んでいく。主人公のメイソン君はリアルに年をとっていくが、特に何年後みたいなテロップも無いのでいつの間にか背が大きくなっていたり、声変わり、ヒゲが生えてる様からこれぐらいの時間が経ったんだなと感じ取ることが出来る。メイクやCGでは絶対に作り出せないマジックだ。
続き。随所で見られる時代を感じさせる小ネタとかもどストライクなわけですよ。ゲームもドラゴンボールZもコールドプレイもスターウォーズも。ハリー・ポッターの新作を買うためにコスプレして行く時は可愛いすぎ!高校卒業パーティは俺も隣でメイソンを祝いたかった。もうね、褒める所しかないわ。
ザ・レイド GOKUDO
映画館にて「ザ・レイド GOKUDO」鑑賞
☆9.5/10
はああぁぁん、もう面白すぎるよぉ~!前作のあーだこーだがあって主人公ラマは潜入捜査を依頼されてしまう。大物マフィア、バンクンの息子ウチョが刑務所にいるから親密な関係になって出所し、ウチョの手下になってくれってな感じ。
続き。刑務所のトイレでの格闘シーンの魅力も伝えたいけど、あの泥塗れ大死闘シーンが素晴らしい!ウチョの命を狙う猛者どもが集結してイザコザに気付いた看守たちも加わり泥だらけのぐっちゃぐちゃ!でもワンカットで次々と死闘を映すから呼吸すら止まる迫力!ラマはウチョを守ってめでたしめでたし。
続き。本番は出所してからだ!出てくるマフィアはラマのいるバンクン組、ウジョ組、日本人ヤクザのゴトウ組。ウジョ組の殺し屋3人衆が最高!1人はカランビットナイフを使うシラットバトル!2人目は金属バットで!硬球を打って殺したりも。3人目は両手にハンマーを持った女。撲殺肉裂き何でもアリ!
MIRACLE デビクロくんの恋と魔法
映画館にて「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」鑑賞
☆5.5/10
主人公の相葉君は「MR.すいません」だったり「まるで鳩みたい」と言われるほどに語尾にすいませんを付けちゃう、イイ奴なんだろうけどヘタレ感が否めない印象。相葉君のために作られたんじゃないかと思うほどぴったり。
続き。相葉君のこんなイイ奴なんだけど夜な夜なデビクロ通信というチラシを町中にばらまくシーンは、こうゆうの待ってましたー!とダークサイドの面が露になったと思ったのに、エスカレートもせず生温くて残念だった。生田斗真君の何でも出来ちゃうステレオタイプな感じもなんだかなぁと思った。
続き。脚本がなぁ…。始まってすぐ、何の説明も無しに男の子と女の子が親へのプレゼントかな?なけなしのお小遣いでケーキを買ってて、その帰りにいじめっ子に男の子が絡まれるけど女の子が助けるって。どう考えても姉弟だと勘違いするよ。中盤まで相葉君と榮倉奈々ちゃんは姉弟だと思っちゃってたよ!
インターステラー
映画館にて「インターステラー」鑑賞
☆8/10
食糧難によって人類滅亡のカウントダウンが始まっている近未来。主人公クーパーの娘マーフの部屋に幽霊からのあるサインが。解読に成功し行き着いた先にはNASAの研究所があり、なんやかんやで人類を救うため宇宙へ旅立つことになるわけです!!
続き。「2014年宇宙の旅」とは良く言ったもので難解なワードやそれらしい理屈っぽい説明があるけど良くわかりませんでした(о´∀`о)テヘヘ。それよりも!ワームホールを抜けて最初に辿り着いた「水の惑星」が素晴らしい。ここは特殊な重力があり、この星の1時間が地球の7年分に相当する!
続き。「水の惑星」を出る頃には地球は23年の時が流れてしまったわけで、すっかり大人になってしまった娘マーフからのメッセージには泣いてしまった。あとTARSってゆうモノリスっぽい風貌のロボットの活躍ぶりが最高だったね!アメリアを救うシーンの車輪に変身した姿はナイス!カッコいい!
トワイライト ささらさや
映画館にて「トワイライト ささらさや」鑑賞
☆3.5/10
キャストは大泉洋と初めての母親役という新垣結衣。大泉洋は落語家で話し方も「おめぇさんよぉ~」みたいな感じ。でも始まった時から死んでて、霊になった自分のことが見える誰かに憑依できる能力を持ってささらさやの人々の問題を解決!
続き。はっきり言ってつまらなかった。最初のおじいちゃんに憑依した時、自分のことが見えてるみたいな描写なんかないし。それが死にかけの人だから?憑依することで体力が落ちたりタイムリミット的なことの説明もされてない。憑依し放題でささらさやの問題なんかいくらでも解決出来るじゃん。
続き。「笑いと人の温もりの町ささらさやへようこそ!」的なハートフル映画を狙ったのかも知れないけど、いやいやいや魔界村だよ!引きの画にジオラマ使ったりマンガみたいに強烈なキャラいるし、昼の顔と夜の顔がありそうで全てが嘘にまみれたような世界だった。観てる間はずっと不安な気持ちだった。
美女と野獣
映画館にて「美女と野獣」鑑賞
☆6/10
個人的にはかなり好きな実写映画版「サイレントヒル」を監督したクリストフ・ガンズが今度は「美女と野獣」。どんな世界になるかワクワクしながら観たんだけども、「ふむ…嫌いにはなれないけど!なんか、でも…」って感じだったなぁ。
続き。世界観というか美術背景の作り込みはもの凄く良かったんだよね。薔薇の城なんかは調べてみたら大友克洋原作の「MEMORIES」内の「彼女の想いで」を意識しているそうな。とにかく壮観でDVDで観るには絶対に物足りない美しい場面がたくさんあったので映画館で観た方がよろしいかと。
続き。とはいえキャラに感情移入させてくれない眠たくなる映画だった。この作品、何故か美女と野獣のお互いが彼・彼女をどう思っているのかわからない、そんな描写が排除されてる作りになっているように感じてしまった。しかも見た目よりも大事なことがあるという重要なシーンも読みとれない。